光と、もっと仲良くなれる
暮らしに馴染む
聖地のサングラス
工芸品・雑貨
まぶしさを、心地よさに
瞳をいたわる、夏の準備
100年以上前、雪深い農村の暮らしを支えるために始まった福井県のめがねづくりは、今や地域の文化として深く根付いています。増永五左衛門が農閑期の農業の副業として導入し、大阪や東京から職人を招いて技術を伝承したことから、その歴史は幕を開けました。
現代の私たちにとって、サングラスは単に強い日差しを遮るだけのものではありません。
日々の視界を整え、無意識に溜まっていく目の疲れを労わるための暮らしの道具です。
今回は、まちの熱量を感じる3つのアイウェアをご紹介します。日常使いから趣味の時間まで、今のあなたの暮らしにちょうどよい1本を見つけてみてください。
ペットボトルから生まれた、環境に優しいスタンダード
はじめに紹介するのは、株式会社グラシックの「PETリサイクルサングラス」です。
最大の特徴は、その名の通り「素材」にあります。
独自技術により、回収されたペットボトルを高品質なフレームへと再生。環境配慮型のアイウェアとして誕生しました。環境への配慮はもちろんですが、何より毎日使いたくなる道具としての使い心地が追求されています。

形は、世代・性別問わず誰でもかけやすいウェリントンタイプを採用。逆台形型のクラシックなシルエットは、ジャケットを羽織る日も、ラフなTシャツで過ごす休日も、場所を選ばず自然に馴染みます。
レンズは、光の量に合わせて色の濃さが変わる「調光」と、反射を抑える「偏光」のふたつの機能を備えています。1本で何役もこなしてくれるから、かけ直す手間もいりません。

フレーム1本に使われるペットボトルは約20g。
世界の海洋流出量に比べれば小さな一歩かもしれませんが、数万人のユーザーに選ばれてきた実績があります。
形から入るのもよし、ストーリーを大切に選ぶのもよし。
健やかな未来を願うつくり手から生まれた、日常に寄り添う優しい選択肢です。
1.85mmの超薄型レンズが魅せる、あざやかな景
釣りをはじめとした本格的なアウトドアシーンで、プロや愛好家から厚い支持を受けているのが、「136-Glass」です。
国内では珍しいフレームとレンズの両方を一貫生産するメーカーにより、「透明度・軽さ・薄さ・強度・美しさ・掛け心地」を徹底的に追求して生み出されています。

このサングラスの核心は、わずか1.85mmという超薄型のガラス偏光レンズにあります。
現在、多くのサングラスにはプラスチック製レンズが使われていますが、ガラスレンズには圧倒的な透明感があります。経年劣化による変色も少なく、景色をそのままの色で、鮮明に届けてくれるのが大きな魅力です。
ガラス特有の重さを克服するために極限まで薄く仕上げられており、特殊な4層構造によって傷や歪みにも強い。
2025年に登場した新モデル「VARUNA」は、本格的な機能はそのままに、タウンユースにも映える洗練されたデザインに整えました。

私たちのまわりには、路面やビル、対向車のガラスが反射する「雑光」が多く存在します。実は、この雑光が知らぬ間に目の疲れや集中力の低下を招いています。VARUNAは、そんな視界のノイズを丁寧にカットし、目への負担を和らげます。
全4色のカラーバリエーションのなかでも、視界の色が変わってしまうのが気になる方は、Light Grayがおすすめ。ほぼ裸眼に近い自然な視界を保ちながら、眩しさだけを抑えてくれるため、かけていることを忘れるほど自然な使い心地です。

眩しくない快適さを上回る、世界が綺麗に見える喜び。
そんな新しい発見を、この1本が教えてくれるはずです。
伝統の型を現代に。長く愛用したい復刻モデル
最後は、福井発のアウトドアブランド「DVERG(ドベルグ)」と、名門「BJ CLASSIC」が共作した「CROSSOVER JAZZ」。
1950年代に愛された伝説的なモデルを、現代の技術で復刻した特別な一品です。

DVERGは、北欧神話の「鍛冶技術を持つ妖精(ドワーフ)」に由来し、福井の地場技術を活かした普遍的で機能的なアイテムを取り揃えています。
一方のBJ CLASSICは、流行に左右されない「普遍的な本物志向」を掲げる、鯖江を代表するブランドのひとつ。職人による高い技術と、日本人の骨格に合わせたフィット感、そしてトレンドに左右されないタイムレスなデザインが人気です。
この両者が手を組み、1950年代にビル・エヴァンスら多くの著名人が愛用した伝説的なモデル「JAZZ」を復刻しました。

セルロイド素材が放つ、しっとりとした深い光沢。そして、職人が日本人の骨格に合わせて調整した、吸い付くようなフィット感があります。
クラシックなジャズの品格がありながら、中身は高性能な偏光レンズ。キャンプで焚き火を眺める時間から、都会の散策までタフに使えるような、現代のアウトドア・マインドを交差させたデザインが特徴です。
100年続く技術を、次の世代へと繋いでいく。手入れをしながら長く愛用できる1本です。
鯖江の技を、あなたの目元に
季節を問わず、光と付き合う。
お気に入りの1本を見つけることで、いつもの景色が少しだけ違って見えるはずです。
日常の散歩から週末のレジャーまで。聖地の技が宿るサングラスで、あなたの毎日をより鮮やかにサポートします。
事業者紹介
株式会社グラシック
2017年設立。最先端の無人一貫生産と卸商社の集約を目指し、内田栄時氏が創業。主力は1本20gのPETボトルを再生したサングラスや老眼鏡です。数万人の共感を得る「20g」の重みを通じ、持続可能な社会を追求しています。
- 住所
- 〒916-1222 福井県鯖江市河和田町3-11
株式会社シューユウ
鯖江市にて、国内では稀なフレームとレンズの両方を一貫生産するメーカーです。2016年からは「DEEC」等の自社ブランドを展開。高い技術力で「本物」の快適な掛け心地を追求し続けています。
- 住所
- 〒916-0036 福井県鯖江市横越町16-26-1
株式会社カンパネラ
2009年に福井県で創業。アパートの一室から始まったアウトドア専門のECサイトを原点に、現在は幅広いアウトドア事業を展開しています。遊びのプロとして、自然を楽しむための多彩なサービスを提供しています。
- 住所
- 〒919-0476 福井県坂井市春江町針原20-29